異性にモテる香水が、あったら…。
そんなことを考える人は昔からいたみたいですね。
元来香水というものは、
何のために作り出されたのか?
異性の気を引くためのもの?。
いえいえ、体臭をごまかす物?
いろんなことが言われています。
人間の場合、香水といえば女性がつけるものって考えが日本人にはありますが、真相はどうあれ、やはりオスがメスの
気を引くため、メスがオスの気を引くためのものであるということは
間違いないのではないでしょうか。
最近は、媚薬って言う言葉は今はあまり聞きませんが、異性を引き付ける魔法の薬として媚薬には、フェロモンが含まれていたといいます。
そもそもホルモンとフェロモンとの違いは一体なんなのでしょうか?
ホルモンは動物の体内で生成・分泌され、その個体の種々の機能を正常に保つように働く物質です。
いわば生命を維持コントロールする司令塔みたいなものです。
自分の体内で生成され自分自身に作用します。
これに対し フェロモンは体内で生成されたのちに対外に放出され、これを受容した同種の別個体の行動や生理的反応に影響を及ぼす物質で、
自分の体内で生成されますが同種の別個体に作用します。
つまりフェロモンとは、同種の個体間で行なわれるコミュニケーションのツールというわけなのです。
言葉を持たない昆虫や小動物もフェロモンのおかげでその種の存続ができるということなのです。
「ハムスターの話」をご存知ですか?
ハムスターのオスは、同種のメスからのフェロモンを検知してはじめて異性を認識し交尾をします。
しかしいきなり交尾をする のではありません。
そこにはフェロモンの驚くべき作用があるのです。
まず最初に発情したメスが交尾の用意があると知らせるフェロモンを発します。
これに反応したオスは 「どれどれ」と挨拶がわりにメスの頭部にある体臭腺を嗅ぎます。
するとメスはさらに興奮 し、オスを受け入れる「イエス」の意向を示す姿勢をとります。
メスの「イエス」の返事を受け取ったオスは、 メスの側腹部にある体臭腺を探して舐めはじめます。
側腹部の体臭腺に反応したオスはそこから後方に移動し、匂いを嗅いだり舐めたりして生殖器を確認します。
生殖器付近のマウンティングを促す特殊なフェロモンを検知すると、そこで初めてオスはメスに乗って交尾をします。
小さな動物にも交尾にはこのようなプロセスがあるんです。
ビックリしてしまいますよね。
そしてそのプロセスを演出しているのがDNAです。
フェロモンはDNAからの指令を忠実に同種異個体に伝えているんです。