本当かな?って思ってしまいますね。
1987年、当時ユタ大学に勤務していたデービッド・バーライナー博士
は、手足を骨折したスキーヤーのギプスからはがれた皮膚細胞を採取
し、「ヒトの皮膚にどんな物質が含まれているのか」について研究し
ているうちに、皮膚細胞を集めるにつれて研究室のようすがふだんと
変わってきたことに気付きます。
皮膚細胞からの抽出物が入ったびんを開けておくと、
お世辞にも陽気とは言えない研究室の同僚たちの間で頻繁に笑いが
起こり、友好的なムードが訪れます。さらに、いつも事務的で
ほとんど話さない女性が「お昼にトランプをやらない?」と
みんなを誘ったことで、ますます博士の疑問は増しました。
その後、びんのふたを閉じると研究員たちの行動はふだんどおりに
戻り、不機嫌に、よそよそしくなりました。
これをきっかけに、ヒトフェロモンの研究が進められ、
当時科学者の間では退化した不要の器官であると思われていた
鼻の先端の小さなくぼみ(鋤鼻〔ジョビ〕器官)が、フェロモンを
感知し、脳の視床下部が反応することで、
人間の行動に影響を与えることを発見しました。
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